お申込みから出発までの流れ
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Booking Flow
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お客様のご旅行計画から、予約・お支払方法、ご出発までの流れをまとめたページです。
ご旅行をご検討のお客様はぜひご覧ください。
Step1 ご旅行の検討
1-1. 極地旅行のシーズン
一般的に極地旅行は夏の時期に実施されます。
・北極の場合 5月~9月頃
・南極の場合 11月~3月頃
南極は南半球のため、季節が日本と真逆になります。
なぜ夏の時期なのか?
→日照時間が長くなるため、気温が上がる、野生動物が活発、子育ての時期
逆に冬の時期は日照時間が短い、または、1日を通して陽が昇らない極夜となります。この時期は気温が非常に低く、暗く、野生動物もいないため、運航会社は旅行の実施をしておりません。
1-2. 一般的な極地旅行の方法
南極や北極には観光客が宿泊する施設や食事がなく、移動手段もないため、船の利用が一般的です。
大型の豪華クルーズ船では船体が大きすぎ、乗客人員も多すぎる、船の耐氷能力がないため航行ができません。
南極や北極を運航する船は、耐氷能力が高い乗客定員200名くらいの小型探検船(Expedition ship)を利用します。
<小型探検船の特徴>
・クルーズ中は客室での宿泊、レストランでの食事、目的地移動手段となる。
・乗客人員を200名以下に抑えている。
・ゾディアック(エンジン付ゴムボート)を船に搭載している。
・耐氷能力が高い。
・極地旅行を案内する専門のエクスペディションスタッフ(Expedition staff)が乗船。
北極や南極では船を接岸できる桟橋がないため、沖に停泊してゾディアックに乗り換えて上陸やクルージング観光が行われます。
さらに詳しい情報は「失敗しない南極旅行の選び方」をご覧ください。
1-3. 南極旅行と北極旅行の違い
南極と北極はには観光客が何が違うのか、体験できることの違いをご紹介します。
違いを簡単にまとめてみました。
<南極旅行の特徴>
- 南極大陸とその周辺の島々を訪れる
- ペンギンの観察
- クルーズ船で訪れる緯度は南緯60~67度
- 人間が住んでいない地球最後の秘境と呼ばれる
- 南極大陸の内部(南極点やコウテイペンギンの営巣地など)を訪れるツアーもある
- 南極はどこの国にも属していない
- ゲートウェイはウシュアイア(アルゼンチン)またはプンタアレナス(チリ)がほとんど
<北極旅行の特徴>
- 北極海を中心にアジア、ヨーロッパ、北アメリカ大陸が囲んでいる(北極大陸はない)
- ホッキョクグマ、セイウチの観察
- クルーズ船で訪れる緯度は北緯67~80度(南極より高緯度)
- 人間が住んでいる集落を訪問し、地元の方との交流や歴史、文化を学ぶことができる(カナダ、グリーンランド)
- 砕氷船で北極点に到達するツアーもある。
- 主なツアーの集合地は、オスロ、レイキャビク、コペンハーゲン、カナダの都市など(チャーター機で移動してから船に乗るケースが多い)
- 6~7月は夜でも陽が沈まない白夜を体験(高緯度のため夜でも太陽高度が高い)
- 9月頃は船からオーロラが見られるチャンスも
一般的には最初は南極に行きたい方が多いようです。やはりペンギンの観察や、南極大陸に上陸したいというお声はよく聞きます。
南極へ行った後、数年後に北極も見てみたいという方もかなり多くいらっしゃいます。
南極に比べ、歩ける距離が長く、高緯度地域への訪問、場所によっては小さくてきれいな花々をご覧いただくこともできます。
南極、北極のエリア毎の特徴や魅力はこちらをご覧ください。
1-4. 旅行のおおまかな予算
極地旅行の予算はどれくらいになるでしょうか。
まず、必ず必要な項目をご紹介します。
(例)極地クルーズの場合
- クルーズ代金 US$7,000~
船内の宿泊、食事、クルーズ中の一般的な観光代金が含まれています。
また、前泊ホテルや乗船地までの航空運賃が含まれている場合もあります。
お一人様参加の場合、客室を個室で利用すると追加代金が発生します。同性の方との相部屋を希望の場合は追加代金は発生しません。 - 日本から集合地までの往復航空運賃 目安:25万円~
基本はお客様に手配していただきますが、ご希望に応じて当社で手配も可能です。 - クルーズ集合前、解散後の宿泊ホテル
コースにより飛行機に乗り継げない場合がありますので手配が必要になるかもしれません。 - 海外旅行保険
参加条件となりますので必ずご加入ください。極地旅行は免責部分があり自己責任となります。
クレジットカードの付帯保険は保険金額が満たない項目がありますので、必ず海外旅行保険にご加入ください。
お客様ご自身で加入、または当社でも加入することができます。 - 船内チップ 1泊あたりUS$20~
船内の客室、レストラン、エクスペディションスタッフへのチップです。下船前にまとめてお支払いとなります。
非常にざっくりとした金額ですが、約130万円くらいからを考えていただければと思います。
客室タイプや運航会社、船のタイプによってクルーズ代金に大きな差があります。
また、期間限定で割引が発表される場合もあります。
上記の他にも、服装や装備品など購入する必要があるかもしれません。
極地旅行の服装や装備の目安はこちらから
1-5. 運航会社の違い
極地クルーズ(Expedition cruise)を運航する会社は20社以上ありますが、大きく3つのタイプに分類ことができます。
- 上陸しない船上からの眺望のみ
2,000人以上が乗船する一般的な大型客船で運航するクルーズです。
上陸するためのボートはなく、船が大きすぎて小さな湾に入ることができません。
クルーズ代金は一番安いですが、個人的にはもったいない感じがします。 - 乗客人員200~500名のクルーズ
極地クルーズでは大きな船を利用し、比較的料金が抑えめです。
船が大きいため船内のパブリックエリアには施設が充実しています。
上陸観光やボートクルーズ観光はできますが、人数が多いため待ち時間が長く、観光時間が短くなってしまいます。 - 乗客人員200名以下のクルーズ
極地クルーズではこのタイプを推奨しています。
小型船の機動力を十分に活かし、少ない人数で充実した観光をお楽しみいただけます。
このタイプでもゾディアック(エンジン付ゴムボート)の搭載数により大きく内容が異なります。
→詳しくは、失敗しない南極旅行の選び方をご覧ください。
Step2 旅行の予約
2-1. お問い合わせ、ご予約方法
極地旅行のご質問やご予約は当社へお問い合わせください。問い合わせフォーム、電話、ご来店に対応いたしております。
- 問い合わせフォーム
- 電話(10:00-18:00、土日祝は休みです)
- ご来店(必ず来店日時をご予約ください)
極地旅行に関する全般的なご質問やコースについて、どれを選んだらいいかわからないなど、お気軽にお問合せください。
尚、当社では紙のパンフレットはご用意しておりません。
すべて日本語の電子パンフレットでご案内しておりますので、何卒ご了承くださいませ。
2-2. ご回答について
お問い合わせフォームからのご回答は当日または翌営業日に返信させていただきます。
空室状況につきましては、現地からの回答が必要になる場合がありますので、数日お待ちいただく場合もございます。
2-3. ご予約について
ご予約の際は、以下の項目をお問い合わせフォームまたはメールでお知らせください。
- 出発日、コース
- 船名、客室タイプ、人数
- 参加者全員のフルネーム(パスポートに記載のローマ字)
予約が確定しましたら、予約確認書、申込書フォーム、請求書をお送りいたします。
予約確認書の内容をご確認ください。
2-4. お支払い方法
クルーズ代金は通常、申込金と残金の2回に分けてご請求させていただきますが、出発日が近い場合や運航会社の特別な取り決めがある場合は一括でご請求させていただく場合もあります。
申込金は運航会社により異なります。
- 為替について
クルーズ代金は米国ドルで表示されています。日本円でお支払の場合、請求書発行日の三井住友銀行の為替レート(電話・店頭)よりTTS+1円のレートを適用し日本円換算いたします。
尚、米国ドルでのお支払も可能です。
- 当社への支払方法
- 銀行振込
当社は以下の金融機関の口座を保有していますので、自由にお選びください。
日本円の場合:三井住友銀行、住信SBI銀行、GMOあおぞら銀行、楽天銀行
米ドルの場合:三井住友銀行、住信SBI銀行 - クレジットカード払
クレジットカード決済用のURLをメールでお送りしますので、お客様ご自身で手続きをしていただきます。(当社ではお客様のカード番号等をお聞きしません)
当社はVISA、マスターのみの取扱いとなりますのでご了承ください。
日本円でお支払いとなります。(外貨は対応していません) - ペイジー
ネットバンキングやATMから少ない手数料でお手続きができます。
- 銀行振込
- お支払期日
当社で請求書を発行後、発行日を含め3営業日以内にお支払いとなります。航空券など、即日払が必要なケースもございます。
お支払期限が過ぎますと、仮押さえは自動キャンセルとなり、再度予約の取り直しが必要となりますのでご了承ください。
- 請求書、申込書等の書類について
当社は環境保全と業務効率の観点から、ペーパーレス化を推奨しています。
すべての発行書類をPDF化し、メールにて送信させていただきます。これにより紙の削減とデータによる荷物の軽量化、送付から到着までの大幅な時間短縮が見込まれます。
申込書は専用フォームよりスマートフォンやパソコンで入力いただけます。
ペーパーレス対応にご協力いただけるお客様はご旅行代金よりお一人様あたりUS$30の割引をさせていただきます。
尚、ペーパーレス割引は同行者全員とさせていただきます。
2-5. 予約の成立
当社に申込金と申込用紙の確認がとれましたら、予約の成立(旅行契約の成立)となります。
予約成立後、当社よりスマートフォンから問い合わせ可能なアプリをご紹介させていただきます。
このアプリはお客様と当社で通話料無料のアプリ通話、メッセージを利用することができますのでぜひご利用ください。(営業時間内での対応となります)
2-6. 残金のお支払い
運航会社により異なりますが、出発の120日前までに残金のお支払いをお願いします。
当社よりお支払のご案内をお送りしますが、為替等の都合でお客様が期日より早くお支払いしたい場合はお気軽にお申し出ください。
Step3 旅行の準備
3-1. 航空、宿泊手配
極地旅行の手配以外の航空券や宿泊などはお客様ご自身で手配していただいて構いません。当社でも手配可能ですので、お気軽にお問合せください。
当社では日本から集合地までの簡単なフライトスケジュールを無料で作成することも可能です。
スケジュールに無理があるかどうか、どのルートがお勧めかなど、わかりやすくご案内させていただきます。
フライトスケジュールの作成を依頼された後でもお客様ご自身で購入されて構いませんので、ご安心ください。
尚、当社で手配を依頼される場合、手配手数料を申し受けます。
- 航空券の予約発券 お1人様につき11,000円+発券会社の発券手数料(1,000円前後)
- 宿泊ホテルの予約 1旅行につき3,300円 ※1回の旅行であれば施設数、泊数、部屋数を問いません。
3-2. 海外旅行保険
極地旅行では海外旅行保険の加入が参加条件となります。
この旅行は人が住んでいない遠隔地を訪れる旅行です。船内には医師が乗船し簡単な医療対応は可能ですが、病気や大きなケガ等、船内で対応できない場合は医療施設まで緊急搬送が必要となります。緊急搬送には莫大な費用が発生しお客様の負担となります。ご自身に関するリスクを保険でカバーするために必ず海外旅行保険にご加入ください。クレジットカードに付帯する保険は「治療救援費用」が数百万円までしか補償されません。運航会社へは加入の保険会社名、証券番号、緊急連絡先番号の提出が必要です。
お客様ご自身で海外旅行保険をお手配されて頂いて構いません。当社で加入も可能です。当社はジェイアイ傷害火災保険の代理店業を行っております。
3-3. 旅行の準備
- 服装や装備
極地旅行に必要な荷物を準備しましょう。
特に防寒対策が気になることかと思います。お時間のある時に極地旅行の服装と装備のページをご覧ください。ご予約の際は、以下の項目をお問い合わせフォームまたはメールでお知らせください。
- 現地の気候や気温
行く時期の南極や北極はどのくらいの気温なのか?集合場所や他の観光地域の気温や季節感などは、気候と時差のページをご覧ください。
3-4. 書類の提出
極地旅行に参加するために、運航会社へ提出する書類が必要です。当社より日本語に翻訳した書類をお送りいたしますので、ご確認の上、ご記入をお願いします。
南極旅行へ行くお客様は環境省への届出書類(南極環境保護法第5条第3項に基づく届出書)の提出が必要です。ご記入後、当社より環境省へ提出いたします。
3-5. 最終書類の送付
出発の2~4週間前頃に、当社より旅行の最終書類をお送りいたします。
内容をご確認ください。ご不明な点がありましたら、お気軽にお問合せください。
※すべてのお支払いが完了しないと最終書類の送付ができませんので、期日までにお手続をお願いいたします。
Step4 旅行出発
4-1. 旅行出発前
すべてのお荷物の準備が整っているかご確認ください。
当社より出発前のご確認電話をさせていただきます。ご不明な点がございましたら、お気軽にご質問ください。
クレジットカードをお持ちのお客様は、必ずカードの暗証番号をご確認ください。念のため2種類のブランドのカードがあると便利です。
パスポートもお忘れなく。
4-2. 旅行出発
いよいよ旅行出発!
素晴らしい旅行となりますように。